MENU

ひまわりの会から
活動の日々

自閉症の特徴

■発達障害とは

発達障害とは、人間の初期の発達過程が何らかの原因によって阻害され、認知、言語、社会性、運動などの機能に障害があることを言います。
発達障害は、基本的に脳に何らかしらの問題が原因で起こるものとされております。
発達障害を大きく分けると、知的障害、自閉症(広汎性発達障害)、注意欠陥多動性障害(AD/HD)、学習障害(LD)などがあります。



■自閉症の特徴


*1:(1)言葉の理解の困難さ・(2)文脈の理解の困難さ

(1)簡単に言えば、私達が「絵」に書くことが困難なことを想像することが難しいのです。つまり、「なんとなく」を理解することが難しいとされています。

(2)物事の因果関係を理解することが困難とされています。
つまり、「【どうなった】から【こうなった】」と理解することが難しいということです。
それ故に、「どうすればよい」「次はこうしたらよい」という思考が困難なことがあります。


(*2)表情の理解の困難さ

相手の表情を読み、そこから周囲の状況や、自身の行動を判断することが苦手とすることが多くあります。
それ故、いわゆる場違いな行動をとり、結果的に周囲に理解されにくいことが多くあります。


(*3)パターン・こだわり・常同行動

イマジネーションの不足故に、遊びが単一化し、また、特定のものに興味を抱くことがあります。
また、上記にも記載したとおり、「なんとなく」が非常に苦手であることから、周囲の変化に適応することが困難になり、置いてある物や歩く道などに固執、すなわちパターンを作ってしまうことがあります。


上記以外にも、知的障害を重複していることや、知覚過敏をもっている場合があります。

また、年齢、発達とともに症状が変化していくこともあります。

そして、適切な療育・介入を行っていくことで、症状が軽減していくのも自閉症の特徴でもあるのです。


■障害の捉え方

「障害」という概念は、明確に線引きをすることが難しく、どうしてもあいまいさが含まれてしまいます。
そのことから、どこまでが症状で、どこまでが子どもの性格なのかを捉えることも当然難しくなります。

そこで、保護者や支援者が子ども達と関わるうえで、子どもの状態が「障害」の定義に該当するかどうかということにとらわれるのではなく、あくまでも一人ひとりの子どもの「状態」からニーズを把握し、その子どもに合った適切な療育・支援を行っていくことが大切です。

「(自閉症)(発達障害)にはこのような支援が必要です。」という言葉をよく耳にします。
しかし、そのような枠でとらえるのではなく、基礎的理解の上で、子どもの「個」を捉えることでが、適切な療育・支援に、すなわち子どものより良い発達に最も重要なことなのです。

「電車が好きなことは自閉症の特徴です」「時計が好きなのは典型的な特徴です」などとおっしゃる専門家の方がいらっしゃるようですが、そのような「型にはまった」見方では子どもの個性を捉えることはできません。

まずは、「この子どもはこういったものが好きなのか」と考えてください。
その上で、子どもに合った指導計画を作っていくことが子どもをより良く成長させることができる「療育・支援の形」だと考えています。


■自閉症の基準(DSM−IV 精神疾患の分類と診断の手引)

A.(1),(2),(3)から合計6つ(またはそれ以上),うち少なくとも(1)から2つ、(2)(3)から1つずつの項目を含む。


(1) 対人的相互反応における質的な障害で以下の少なくとも2つによって明らかになる

(a) 目とめで見つめ合う、顔の表情、体の姿勢、身振りなど、対人的相互反応を調節する多彩な非言語性行動の使用の著明な障害。
(b) 発達の水準に相応した仲間関係をつくることの失敗。
(c) 楽しみ、興味、成し遂げたものを他人と共有すること(例:興味のあるものをみせる,もって来る,指さす)を自発的に求めることの欠如。
 (d) 対人的または情緒的相互性の欠如。


(2) 以下のうち少なくとも1つによって示される意志伝達の質的な障害

(a) 話し言葉の遅れまたは完全な欠如(身振りや物まねのような代わりの意志伝達の仕方により補おうという努力を伴わない)
(b) 十分会話のある者では、他人と会話を開始し継続する能力の著明な障害。
(c) 常同的で反復的な言葉の使用または独特な言語。
(d) 発達水準に相応した、変化に富んだ自発的なごっこ遊びや社会性を持った物まね遊びの欠如。


(3) 行動、興味および活動の限定され、反復的で常同的な様式で、以下の少なくとも1つによって明らかになる

(a) 強度または対象において異常なほど、常同的で限定された型の、1つまたはいくつかの興味だけに熱中すること。
(b) 特定の、機能的でない習慣や儀式にかたくなにこだわるのが明らかである。
(c)
常同的で反復的な衒奇的運動(例えば、手や指をぱたぱたさせたりねじ曲げる、または複雑な全身の動き)
(d)
物体の一部に持続的に熱中する。




B.3歳以前に始まる、以下の領域の少なくとも1つにおける機能の遅れまたは異常




(1)対人的相互作用、(2)対人的意志伝達に用いられる言語、または(3)象徴的または想像的遊び。





C.この障害はレット障害または小児期崩壊性障害ではうまく説明されない。


ホームページ テンプレート フリー

Design by